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第11回 人事異動による気付き

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稲垣智成(南山大学) 新型コロナウイルスの感染拡大が続き、複数の都府県に「緊急事態宣言」または「蔓延防止等重点措置」が適用される大変厳しい状況が続いています。みなさんの大学では、どのような教育活動が行われていますでしょうか。 愛知県名古屋市にある南山大学では、感染予防対策を徹底したうえで、オンライン、対面、そしてオンラインと対面の双方を用いたハイブリッド授業の3種類の授業を実施しています。また、課外活動についても、合宿や飲食を伴う活動および感染リスクの高い活動を除き、屋内・屋外での活動を認めています。2020年度は、キャンパス内で学生を見る機会は多くはありませんでしたが、2021年度は、多くの学生の姿を見ることができ嬉しい限りです。少しでも早く新型コロナウイルスが終息し、誰もが安心してキャンパスライフを過ごせるようになることを願うばかりです。 そのような状況のなか、私は2021年4月1日付で、理事会運営を支援する法人部門へ人事異動となりました。3月までの学生支援部署では、授業が始まれば窓口は静かになり、授業と授業の間の時間となれば、窓口に学生の列ができるという、学生の動きを感じることができました。 しかし、私が人事異動した法人部門は、物理的に大学とは異なる場所に位置していることもあり、学生の姿を目にする機会はほとんどありません。法人業務や管理業務と言われる業務では、学生との直接的なやり取りが少ないことから、学生とのつながりを意識することが難しく感じることがあります。 ただ、今回の人事異動により、理事会等において、学生のことを最優先に考え、判断、協議していることを知ることができ、自身が担当する理事会準備や関係者との調整などの業務が、学生が安心、安全に学ぶことに繋がっていることを理解することができました。 日々の慌ただしさから、業務の意味や目的を考えることもせず処理してしまいがちですが、目の前の業務が、どのような形で学生と繋がっているのかを理解することの重要性を改めて気付かされる良い機会となりました。