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第19回 一般社団法人大学行政管理学会 理事3期を終えて

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西村英世(高崎健康福祉大学) 北関東・信越地区研究会の世話人代表となって、9年が経過しました。その間、第11期から13期、3期6年にわたり、学会理事として務めてまいりました。2021年9月をもって任期満了となります。無事に理事を務められましたのも、任期中の会長、副会長、事務局長、事務局長補佐の皆様並びに同期理事役員の皆様、市ヶ谷オフィスの皆様、地区内会員の皆様にご指導、ご支援を頂戴できたからです。この場をお借りして御礼申し上げます。 退任時期が近いことから、理事となる少し前からの私自身の活動と感想を述べさせていただきます。 私が地区の世話人代表に指名されたのは、2012年3月のことでした。学会に入会したのは2009年です。それまでは地区研究会の運営のお手伝いはしておりましたが、前世話人代表が当時の勤務校を退職されることになり、突然役割を拝命した形となりました。連絡があった当日は私事ではありますが授かった子供が死産し、ちょうど火葬を済ませた日でした。家族で悲しみに暮れる中頂戴した連絡でしたので、亡くなった我が子から父親への更なる飛躍を求めるプレゼントのように感じた次第です。快くお引き受けしました。 それからは地区研究会の運営に関する知識や人脈もなく、暗中模索で単独対応しておりました。その後、第9期の大工原会長、第10期の新藤会長の依頼を受け、金田副会長(第13期会長)と前田理事にお声掛けをいただき、第11期より理事としてお世話になることになります。 第11期では西川会長を中心に、学会を一般社団法人化することと、学会発足20周年という大きなイベントがあり、関係者大変ご苦労されている時期でした。正直直接お会いするのは初めての方も多く、普段から学会のイベントに参加していなかったことを猛省した次第です。理事会や配属された委員会の会議もあり、少しずつ地区を超えた方々との交流が増えてきました。また、当時の金田20周年記念事業実行委員長にお願いして北関東・信越地区研究会として、20周年記念シンポジウムも実現できました。 第12期では永和田会長を中心に、第11期執行部からの引継ぎ事項に取り組んでいきます。高橋副会長ご指導の元、地区研究会活動が活発になっていきます。世話人も3名態勢となって単独で何とかしていた時代には想像もつかないくらい、多くの方々との出会いと学びにあふれておりました。...

第18回 「ご機嫌に」働く

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福留園子(高知工科大学) 本学では、教育に関連した様々な定期刊行物を管理職に回覧している。「朝読書」として業務が始まる前に読むこともあれば、コロナ下、一人で黙食しながら読むこともある。回覧を止めてしまうのは申し訳ないのでパスすることもあれば、じっくり読みたくて休日に読むこともある。 おそらく皆がそんな感じなので、タイムリーな情報源にはなっていないのだが、様々な意見に触れ「なるほど」と思ったり、時には読むのを止めて深く考えたりもする。 最近読んだ「文部科学教育通信」(株式会社ジアース教育新社)のとある記事に、イソップ寓話「3人のレンガ職人」が引用されていた。「ん? 最近同じ話をどこかで聞いたな」となかなか呼び覚ませない記憶をたどると、ドラマ「イチケイのカラス」に出てきていたのを思い出した。 うん十年の人生において、このイソップ寓話に接したのは記憶にある限りこの2回なのであるが、その2回が至近であることに驚いた。そういえば、「ドッペルゲンガー」という言葉も、人生において2回ぐらいしか聞いたことがないのに、その2回が同じ日で驚いたことがあった。 それはさておき、「文部科学教育通信」の記事には、自大学の存在理由、使命を徹底的に考えぬくことの重要性、「本当にそうなりたい」と心から思える、自分の中から出てきた信念がないと目標に向かって走りぬくことはできないということ、使命のために動くとき、人は自分たちの損得や都合は考えない、辛くても自らの意思で全力を尽くせる、といったことが書かかれていた。 「レンガを積む」という与えられた役割をこなす、「家族を養う」ために働く、「完成した大聖堂に人が集まり多くの人が救われる」その未来に関わる使命を感じながら働く。「3人のレンガ職人」の寓話は、3人目の職人になり、使命のため、仕事への誇りをもって働くことを礼賛するものであろう。 振り返って自分のことを考えたとき、いつも3人目の職人ではないと思う。なぜ今頑張れるのか、何のために頑張るのか。長い職業人生には成長や波があり、ただ黙々と役割をこなす時期もあれば、「生活のため」と割り切って頭の整理をすることもある。いつもぶれず、3人目の職人の視点で仕事に取り組み、同様に周囲を鼓舞してくれる人が周囲にいることは幸運である。 せめて自分も、自分が依って立つ使命を自分なりに考え、3人目の職人さながら、少しでも幸福...