第31回 最近想うこと

福田克俊(東北学院大学)

被災地にある大学として、11年前の東日本大震災は忘れることが出来ません。私の出身地(宮城県石巻市)も大きな被害を受け、実家は津波で流され、故郷は一瞬にして別世界と変わり果てました。それから早いもので11年。だいぶ復興は進みましたが、たまに故郷に帰りますと昔の思い出、風景が頭をよぎります。

大きな地震はしばらく無いかなと思った矢先、2022年3月16日夜にまたとても大きな地震。びっくりしました!それも2回ですから。いくら地震に慣れている東北地方の人でも、怖くて恐ろしかったです。あの安全神話がある東北新幹線が脱線ですから。乗車されていた方は本当に恐ろしい思いをされたと思います。特に震源地に近かった仙台⇔福島間、電柱は折れ曲がり、架線の断線、高架橋の土台の損壊や、レールのゆがみ等々。2022年4月14日には全線開通はしましたが、どれだけ東北地方の人々が、東北新幹線にお世話になっていたかを痛感しました。特に仙台⇔東京は新幹線が主流でしたが運休になってみて、東北新幹線のありがたみを再認識しました。この期間で復旧させたJR東日本関係者皆様にも感謝ですし、日本の技術力はすごいなと。皆様もどこで今後地震が発生するか予測は出来ませんが、起きてからではなく、事前の備えがとても重要であると思います。

ここでちょっと本学のお話しを。

2023年4月、東北学院大学では多賀城キャンパスと泉キャンパスを集約し、新たに「五橋キャンパス」が誕生します。伝統ある土樋キャンパスと一体となった一つのキャンパスとして新しい教育・研究の場へと進化いたします。五橋キャンパスも建物の全容が見え始め、都市型キャンパスへの移行として着々と準備が整いつつあります。地下鉄五橋駅直結、仙台駅徒歩15分の立地環境であるため近隣県からも通いやすく、学生の利便性も向上します。


しかし、まだ新キャンパス移行には大きな課題が、「引越し」です。学生を迎え入れるには2つのキャンパスから移動しなければいけないものが、たくさんありすぎて。担当部署と協力して現在鋭意準備を進めておりますが、これを終えないと新キャンパスがスタート出来ないので、一致団結して現在取り組んでおります。

JUAM会員の皆様も新キャンパスが開学しましたら、是非機会があれば仙台へお越しいただき、東北学院大学新キャンパスをご利用いただければ幸いです。

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