第48回 志を立てるのに遅すぎるということはない

 舟橋 佑太(秋田大学)

「プロローグ」
今回は私の経験談として、学会入会の動機と入会までの流れ、そして現在をお伝えしたいと思います。
私は現在秋田大学入試課で働いており、昨年は文科省、その前は医学部などで教務系に従事していました。

秋田大学は東北の日本海側にある中核都市、秋田市にある国立大学です。
秋田は風雪の厳しいところですが、海外でも人気の温泉郷やお祭り、お酒、アウトドアや登山、そして、それら全てに合う美味しい食べものが数多くあります。


「なぜ学会に入会したのか」
私は隣県の山形出身、縁あって2011年(平成23年)に入職、教務系で数年を過ごしてきました。
大学で用意されている研修に参加する機会を比較的多くもらっていた中で、コクダイパン(国立大学一般職員会議)に参加したとき、周りの参加者が持っている知識の量や熱量に衝撃というか、いい意味でショックを受けました。
そして、次第に職場で準備してもらっている研修だけでは不足を覚えるようになりました。

入職当初も、様々な行動をしている人に触れる機会はありました(大学のブログを立ち上げている人や本を出版されている人など)。しかし、日々のタスクをこなすために見ていたためか、そこから自分の心に火をつけることはありませんでした。
ところが、コクダイパンでのショックが良かったのか、「私も真似をして、いろんなことにチャレンジしたい」と思えるようになっていました。
そこで、様々なウェブサイト巡っていた時、本学会を見つけましたが、「学会は先生が所属するもの」という考えが頭の中にありました。
ただ、その時配属されていた医学部の部署で「Evidence Based Medicine(根拠に基づく医療)」という概念に触れる機会があったため、「教務は経験かもしれないが、最新の知見や研究の積み重ねで、よりよいものになるのではないか」という思いが湧いてきました。
また、科研費を獲得している事務系職員がいることを、コクダイパンで聞いていたので、ますます興味を抱くようになりました。

「大学行政管理学会入会へ」
早速学会のウェブサイトで入会方法を確認しましたが、とても怖かったことを覚えています。なぜなら、研究実績も何もない人が果たして入会できるのか・・・。入会の許可が出るまで、不安な日々でした。
しかし、事務局からはとても丁寧な連絡をしてもらえましたし、疑問にも快く返信を頂けました。迷っているなら、ぜひ一度コンタクトすることをおすすめします。

「スタートラインと現在」
入会後は、秋田から参加しやすい、主な開催地は宮城県仙台市である、東北地区研究会をメインに参加しました。最初は緊張しましたが、面倒見のいい人ばかりで、初心者の私でもスムーズに参加でき、学会での活動が日々の仕事の活力になりました。
幾日とたたないうちに、人の輪が広がり、研究・・・と呼べるか分かりませんが、仕事上で、仮説設定や実験や実践、整理といった行動がとれるようになり、未熟ですが、発表の機会もいただけるようになりました。

「最後に」
学会という「場」に興味を持っている人、何かをしたいけど迷っている人、ぜひ、一緒に頑張りませんか。たくさんの素晴らしい仲間が皆さんをお待ちしています。

志を立てるのに遅すぎるということはありませんから。

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